7月25日に行われたボクシングWBC・WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチ
「井上尚弥 対 スティーブン・フルトン」は素晴らしい試合でした!
ボクシングは詳しくないのですが、素人目にも井上選手のレベルの高さが分かります。
戦い方がとにかく美しい。
動きに無駄がないし、スピード、タイミング、パワー、すべてが相当な技術力。
何より驚いたのは、異様な落ち着きと冷静さ。
相手の動きを完全に捉えていて、狙いもタイミングも的確にパンチを打ち込むその顔には、感情が少しも出てこない。
かなり肝が据わっていて、全く動じない様子。
それだけしっかりとメンタルトレーニングをしているのでしょう。
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人生というゲームを面白く生きるためにも、強い心は必要です。
井上選手の強さの秘密はこのメンタルの強さにもあると思い、一体どんな思考をし行動しているのか?を探ってみました。
自己を厳しく評価し、過信しない
有名になり、多くの人から注目され称賛されても、決して尊大にならず、謙虚であり続ける井上選手。
2021年のワークポート社インタビューで「今の自分は60点」と答えるほど、厳しい評価を下します。
自己を過大評価せず、過信に陥らないよう律することで、成長し進み続けられるのですね。
![冷静さの青い炎が驕りの心を律する](https://realjinseirpg.com/wp-content/uploads/2023/08/fighting-fire-1024x640.webp)
自信は必要、しかし過信になってはいけない。
このコントロールはかなり難しい。
人は簡単に自分に甘くなり、過大評価し、慢心を起こします。
うまくいくと調子に乗って、態度が大きくなってしまったり。
大金を得た途端、気が大きくなって派手に使い、生活が乱れてしまったり。
人生ゲームのトラップはいつでも、自分の慢心や勘違いメンタルです。
常に客観的に自分を見て、厳しめに評価するくらいがちょうど良いのでしょうね。
今いる場所で、全力でやり切る
井上選手は階級転向の記者会見で「バンタム級ではもうやり残したことがない」と語りました。
断言できるくらい、全力であらゆることをやり切った。
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私も学生の頃からそう言えるくらいやっていたら良かったと、後悔しきりです。
後悔とは読んで字の如く、本当に後になって悔やむんですよ……。
皆さんはこんな風に後悔しないよう、今を全力で生きて欲しいと思います。
今目の前にあることを、全力でやっているか?
「やり残したことはない」と言えるくらい、やってきたか?
と日々自問しながら、常にベストを尽くしていけば、
良い結果を出せる自分になって、その後の人生で無駄に苦労することがなくなるでしょう。
現状に満足せず、さらに難しいことに挑む
体格上はバンタム級が最も適正だと思いつつも、井上選手はより高みを目指すことを決めました。
現状に甘んじることなく、難しいことに挑戦していく姿勢がかっこいいですね。
新しい階級での初戦、しかも相手は無敗のフルトン選手。
さすがの井上選手もプレッシャーや不安があったようですが、見事に乗り越えました。
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人はどうしても楽な方に流されがちです。
新しいことをやる時は、プレッシャーも不安も感じて当然です。
それでもあえて難しい方を選んで挑戦していくと、可能性が広がり、能力も上がって、
人生をより面白く遊べるようになれます。
想像を超える結果を出そうと考える
井上選手は最高のパフォーマンスを見せることを常に意識しています。
プロなら期待通りの結果を出すだけではダメ、想像を超えるような戦いを見せる。
だから素晴らしい結果を出せるし、見る人を感動させられるのですね。
この考え方は、仕事で成果を出すために大切です。
言われたことをやっているだけでは成長できない。
有能でなければ、やりがいある仕事や面白い仕事を任せてもらえません。
上司や会社の期待を超える仕事ができるかどうか。
顧客が想像する以上の価値を提供できるかどうか。
これを意識するだけでも、働き方や物事への取り組み方が変わります。
相手の要望以上のことをして驚かせてやろう、喜ばせてやろう、くらいのゲーム感覚でやってみるのも良いと思います。
狙い通りになった時は、爽快感と達成感でいい気分を味わえるし、相手に感謝されて信頼も得られるし、評価も上がるし、何とも面白いですよ!
まとめ:最強ポイントと見直しポイント
最強ポイント
- 過信は禁物、自分を過大評価しない
- 今いる場所で全力でやり切る
- あえて難しい方を選ぶ
- 想像を超える結果を出すつもりでやる
これらを踏まえ、私達も自分の思考や行動をチェックしてみましょう。
見直しポイント
- 自分を客観的に見れているか?自分に甘く、過大評価していないか?
- 今いる場所で全力を尽くしているか?手を抜いていないか?
- 楽な方に流されていないか?難しいことを避ける癖がないか?
- 「言われたことだけやればいい」と考えていないか?
その②↓に続きます!
参考:
- 「井上尚弥」 、フリー百科事典ウィキペディア、2023年8月8日15:21時点
- 井上尚弥、4団体のベルトを返上し、スーパーバンタム級への挑戦を表明!「ここから先が本当の闘いとなっていく」、マイナビYouTubeチャンネル
- 井上尚弥が実践したフルトンKOの作戦に、いとこ・浩樹は「先に言っといてくれよ!」、Web Sportiva
- 世界最強モンスター・井上尚弥流 「後悔しない人生を生きる方法」 第1章 ブレない心の作り方、WORKPORT
- 世界最強モンスター・井上尚弥流 「後悔しない人生を生きる方法」 第2章 目標達成するための心の持ち方、WORKPORT
- 世界最強モンスター・井上尚弥流 「後悔しない人生を生きる方法」 第3章 最大限のパフォーマンスを発揮する方法、WORKPORT
- 井上尚弥選手スペシャルインタビュー、ミズノ公式オンライン
- 「勝ちスイッチ」井上尚弥(著)、秀和システム社
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